2013年8月3日土曜日

あこがれの人、ASKAへ

別ポストとして、2つほど書いています。
良かったらこちらもどうぞ。
→ ASKAへ・・・その2
→ ASKAへ・・・その3


さて。

状況がわからない以上、あまり書きたくないし、書くことで認めてしまうような気がするので、やはり書きたくないのだけど。
これまでブログには書いてこなかった、自分にとって敬愛する、人生観に大きな影響を与えたアーティストについて、一度現時点ででもふれておきたい。他のファンの人には怒られるかもだけど。

そのアーティストとは、CHAGE and ASKA。
そう…。ASKA(飛鳥涼)は、いま一部で薬物依存だと報じられています。

彼と、相方であるCHAGEについて。


基本的なスタンス

現時点では、ASKAが薬物を使用していると断定されている状況ではなく、所属事務所も否定しています。
そして、自分は彼らの大ファンであることを踏まえて、現在の基本的なスタンスを箇条書きします。


  • 何も確定していない以上、ASKAを信じる
  • もし、万が一にも事実なら、ASKAの言葉で説明してほしい
  • そして、もし万が一にも事実だとしても、現時点でのASKAは薬を絶っていると思う
  • ふざけた見出しを付けた文春は絶対に許さない
  • 信じるが、一方で以前から気になる部分はあった
主に以上のようなスタンスです。



CHAGE and ASKAとの出会いは、小学生時代に遡り、はじめて買ったCDが彼らの大ヒットアルバムである『SUPER BEST2』だった。
以降、彼らのCDはほとんど買ってきた。ファンクラブにも入っていた。
はじめて参加したライブも彼らが出演する野外フェスだった。
はじめて参加した単独ライブでは、奇蹟の最前列から2列目を引いた。数メートル先に彼らを見て、自分は泣きそうだった。

音楽、ライブ、映像、詩集、書籍いろんなものからASKAとCHAGEの人生観や哲学といったものを知り、吸収してきた。

そういう長いファンはきっと多いと思う。
そして、そういう長いファンであればあるほど、“あの”ASKAが薬物依存症に陥っているなんて信用できないと思う。
人懐っこく、温かく、懐深く、人を引きつけてやまない。歌えば現時点で日本国内で五指に入るほどの歌唱力と声量を誇る。


疑問

しかし、そんなASKAに対して疑問もなくはなかった。疑問というほど強い意味合いはないのだけど。
いや、今回の匿名報道が出た時点で、つなぎたくなかったが、疑問がつながったものが3点ほどある。
それを説明しておきたい。


1.ASKAの語る言葉

いつの頃からでしょうか。ASKAが語る言葉から、自分は「宗教」の香りを感じるようになりました。
カルト的な意味ではなく、死生観とか人生観とかを含む「輪廻転生」に対する意識が強くなっているな、という意味において。
ただ、そういうメッセージを不快に思ったことはなく、その当時生み出された楽曲も大好きです。名曲の一つだと思います。
ぜひ歌詞をじっくりと読んでみてほしいと思います。

  • 心に花の咲く方へ(2003) →歌詞
  • UNI-VERSE(2008) →歌詞
  • あなたが泣くことはない(2009) →歌詞


この頃にふと頭をかすめていたのは、「ASKAがこのまま宗教に傾倒することがないといいな」です。
もうひとつ、「このメッセージ性の強さがネックになってテレビに出ないのかな」です。

この、メッセージ性の強さがひとつめの疑問でした。


2.ドクターストップ以降の情報のなさ

そんなASKAですが、ここ数年はソロ活動中心でした。しかし、今年になってCHAGE and ASKA復活という話も出ていて、ライブ参戦はできないけど楽しみでした。
しかし、6月でしょうか。ASKAのドクターストップが出てライブは無期限延期となりました。
この時点では、「ASKAももう若くないし、病気か…。仕方ないよね。早く良くなるといいな」と思っていました。

しかし、他のアーティストの時にどうだったかはわかりませんが、これ以降の続報が完全にストップしていました。
普通ならASKAクラスのアーティストならもう少し続報なりが出てきてもいいのになーと思っているところでした。しかし、待てど暮らせど続報は出てこないので自分の中では「もしかしたら、続報が出せないくらいの重い病状なのかも…。」と考えていました。

この不自然な続報のなさが、ふたつめの疑問でした。


3.CHAGEの言葉

個人的に、もっとも胸の奥に刺さりながら、抜けない棘のように引っかかっていたのが、CHAGEの言葉です。
具体的には、ASKAがドクターストップで公演中止となった直後2回くらいのCHAGEのラジオ番組でのコメントと、彼のブログのメッセージ。

これまでのCHAGEとASKAとの関係では考えられないような、淡々とした言葉が並んでいたのです。

Chageコメント(8月スペシャルライブ延期について)


この違和感は、おそらく他のCHAGE and ASKAファンもどこかで引っかかっていたのではないかと思います。
いつものCHAGEなら、もう少しファンに対して“元気になったらすぐに公演やるからね!”のような言葉が出てきそうなものなのに、そういう言葉がないのです。

ラジオ「Chageの音道」のコメントの件

ラジオを聞けなかった、生徒諸君!!
お待たせしました。
じっくりと行間を読んで下さいませ。

特に上記部分です。「行間を読んで下さい」の部分。
この“言葉”に、自分はASKAの身に、何か大変なことが起きているのではないか、と感じました。

今日はラジオを聴いている皆さんに、お話ししておかなければならない事があります。
そしてこの、冒頭のコメントの入りの部分。かなり丁寧に、大仰に入っています。
これが違和感の元でした。

このような、CHAGEから発信される言葉の端々から感じる重大なことが起きている感が、第三の疑問でした。


今回の報道に初めて接してからこの三つの疑問が、少しずつつながりを持ったのは事実です。

繰り返しますが、それでもASKAは違う、そう信じています。

どこかのまとめサイトのコメント欄か何かに書いていた人がいました。

“おまえらはASKAを知らないからそういうことが言えるんだ。ASKAなわけないだろ!”

と。自分もそう思います。

今でもASKAを信じている。病気だとしても必ず復活してくれると信じて期待している。
こういうファンからの勝手な期待が重荷だとしても、それでもASKAは応えてくれるし、応えてきた。そういう強くて大きな人だから、楽曲だけではない人間ASKAにも惹かれてきた。
あんな大人になりたい、でも自分は弱いからそこに至れないな、でも目標だ、そういう自分の中でのコンフリクトと闘いながら、いつもマイルストーンのようにASKAのような存在があった。

ここにも零細ブロガーの、あなたの、あなたたちの、CHAGE and ASKAのファンがいますよ。
元気な姿を一日でも早く見たいと思います。

この願い、ASKAに届け。

0 件のコメント:

コメントを投稿