2015年6月13日土曜日

℃-ute横浜アリーナ単独公演 2015.06.11

2015年6月11日 木曜日。
team ℃-ute の一員として、非常に大きな節目に立ち会いました。

℃-uteはこの日、念願の横浜アリーナ単独公演を実現しました。

最初にまとめておくと、℃-uteに限らず本物はみんなそうだと思いますが、「最新のものが常に最高」だなと改めて感じました。
過去少ない参加ではあるけどライブに行って、毎回毎回今回が最高だな!と感じます。「あの時のライブのほうがよかった」ということはない。それが本物であることの証かなと。



オープニング・アクトは普段のコンサートよりも少し早めに行われたため、ほとんど見ることはできませんでしたが、本編はしっかりと見てきました。

本編開演してすぐ、2015・2014・2013・・・と発表したシングルをMVとともにさかのぼっていく演出。
本人は未登場にもかかわらず会場に集ったteam℃-uteは掛け声をしっかりと合わせていく。

そして注目が集まる横アリ公演の一曲目は、『まっさらブルージーンズ』。
ライブで聞くのは久しぶりで振り付けも忘れていたけど、いっきにテンションは高まります。
続けて『即抱きしめて』、『大きな愛でもてなして』、『わっきゃないZ』とデビュー後のリリースをたどるように曲が進んでいきました。
さらにメジャーデビューシングル『桜チラリ』まで連続して歌ってからの最初のMCへ。
まいまいは緊張なのか声が出づらいようで、最初は不安定でしたが次第にまずまず安定したレベルへ。

個人的には、本人登場直後からすでに泣きそうなくらい感情が昂っていましたが、℃-uteメンバーはビジョンで見る限り笑顔!
この笑顔を見て、こちらの涙も引っ込みます。

その後は何と言っても舞美ちゃんの『夏DOKIリップスティック』からのなっきぃ・まいまいによる『ディスコクイーン』が上がります。
時期もそろそろ夏が見えてきてるし、期待はしていたけど実際に聞けると本当に嬉しかったです。
舞美ちゃんのコンディションも良さそうで、声がよく出てたように感じました。

℃-uteの持ち曲で、これぞアイドルソングと言えば『世界一HAPPYな女の子』。この曲でまた高まり、この辺からすでにノドが痛くなってきました(笑)
咽頭炎で薬もらってるのに、どうでもいいやってくらい声を出しましたね。

そして、珍しい洋楽カバー曲『フラッシュダンス』ですが、もう少し原曲で感じられる躍動感が表現できるともっと良いなと思いますね。せっかくダンスで見せられる℃-uteなんで、歌唱の方でこの曲の躍動感を出せるとすごくハマる曲だと思うので、選曲はいいと思います。

最新シングル『次の角を曲がれ』ではラベンダーから魚住・宮沢の二人が生ギターで参加して盛り上げ、『君は自転車私は電車で帰宅』でもギター付き。
ここは、『次の角を曲がれ』はすごく良かったと思います。この後もう一度生ギター出てくるんですが、選曲を変えれば今後もライブの中で数曲バンドを使った場面があるとまた違う魅力につながるように感じました。
ただ、君チャリの方はちょっとギターの音が大きすぎたような印象もあります。

この後『MidnightTemptation』でもギター登場だったんですが、最後の締めの部分はギター・ソロになったため、「オイオイ」のタイミングが掴めずちょっともったいないな、というところ。
あ、でもMidnightTemptation、めっちゃ盛り上がりましたよ。合わせられるところはとにかく声を出したし、振り付けもなんとなく真似したりして、とにかく楽しめた。

ライブ後半はとにかく上がる曲の連発で、これが℃-uteのライブです!という自信を感じられるセットリスト。
中でも、10周年記念なのでしょう。『都会っ子純情』のセリフパートを、舞美ちゃんとまいまい二人で演じる特別バージョンには否が応でも盛り上がる。
僕は「神聖なるペンタグラム」からのライブ参加なので、舞美ちゃんがセリフを担当したライブには参加したことがないので、このバージョンは最高に嬉しいサプライズとなりました。こういうサプライズを℃-uteメンバーが楽しんで企画したんだろうな、というのが伝わってくるのがまた嬉しいんですよ。
「これ一緒にやったらファンの人喜んでくれるんじゃない?」みたいなやり取りがあったかと想像すると、うーん、たまらない。

本編最後は初の武道館で「辿り着いた」ことを意識して作られた『たどり着いた女戦士』で締めくくり。

アンコールでは『JUMP』と『我武者LIFE』。
どちらも上がる曲ですね。


ここからは主に感想。

なかなかいい席だったとは言え、やはり広い会場なのでメンバーの細かい表情までは見えない。
それでも、動きやわずかに見える表情、ビジョンで見える表情からはとにかくこの場面を楽しんでいることが伝わってくる、こちらまで嬉しくなるライブでした。
ただ、広い会場だけあってか、ヲタの「オイオイ」も拡散する傾向にあり、℃-uteのメンバーに僕らがしっかりと楽しんだことが伝わったかなー?と心配でしたね。
とは言え、終盤にはそんなこと心配することないくらい一緒に楽しめたように思います。


まいまいのサングラス姿は、グッと来るものがありますね。中盤から終盤にかけては歌声も安定してました。
愛理の歌唱力、アイドル力は現在のアイドルでは抜きん出ている、まさにエース。当代随一のアイドルと言っていいと思います。
なっきぃは可愛かったなー。泣きそうになるところを「ふー!!」と誤魔化すなっきぃ、かわいいっす。でも、どうせならもっと泣いても良かったな。
ちっさー、ちょっと痩せすぎかなと思うくらい絞ってきてて、それでも『悲しきヘブン』では愛理との掛け合いで負けない。愛理にさしで対抗できるちっさーの存在が℃-uteの大きな武器ですね。
舞美ちゃんは今日はいつになく安定していたなーという印象。あと、めっちゃ色白さん。舞美ちゃんについては下でたっぷり語ってるので、そちらに譲ります。

演出については、生ギター導入は良かったですね。全曲あれはちょっと厳しいかなと思うけど、一回のライブで数曲はああいう場面があるといいなと思います。

もし可能なら今後、ギターだけじゃなくてベースやドラムもほしいなぁ。


ここが一番大事なところなんですが、洋楽カバーにしろ、生ギターにしろ、℃-uteはこれからも挑戦していくんだ、という姿勢を示していたと思います。
決して安住していない。前のポールダンスにとやかく言う連中がいて、きっと今回の洋楽カバー、ギターについても色々言うやつらはいるんだろうけど、℃-uteの安定ではなく変化・進化を求める姿勢に文句言うのは℃-uteの本質的なところが見えていないと思う。

本質的なところ、というのはメンバー脱退やBerryz工房という同期でありライバルである存在との比較に常に晒されてきたが故の、自分たちがどう見られているのか見られたいのか、またそれ以前にどうしたら見てもらえるのか、という危機感にあると僕は思ってます。安住すればすぐに人がいなくなる、という危機感、安住イコール停滞という危機感だろうと。

最後のメンバーコメントでは、珍しくまいまいとちっさーが泣くという場面を目にしたのも特別感がありました。
が、やはりここでも印象的だったのは舞美ちゃんのコメント。
昨年からだと、さゆ卒業、Berryz工房活動停止、さらに最近では福田花音の卒業決定、という状況の中、そしてついさっき入ってきたニュースによればカントリーガールズの逸材”うたちゃん”こと島村嬉唄の脱退、というものも発生してしまいました。(そして、おそらくはハロプロリーダーでもある舞美ちゃんの耳にはすでに入っていたのでしょう)
こうした、ファンにとっては非常に不安を感じる状況であることを理解した上で、「℃-uteはまだまだ走り続けるから、置いていかれないようにしっかりついてきて!」とファンを安心させつつ、しっかりと煽るすばらしい締めくくりの言葉がありました。
舞美ちゃんのこのメンタリティにはいつも頭がさがる思いがします。
記念フォトブック見ても、舞美ちゃんは指輪してないんですが、これもきっと指輪をしているとファンが不要な心配をするから、わずかでもそういう心配をさせないように、という配慮ではないかと勝手に思ってます。
だって、ウェブ番組か何かの企画で、ある意味適当にライフプランを披露したらそれでヲタがわめくんだから、こいつら繊細なんだな、って理解してるんでしょうね。

だからこそ、舞美ちゃんの言葉は信頼に値するし、もしそれがいつか違った結果を招いたとしても、舞美ちゃんの言葉を信じてそうなるなら本望です。

℃-uteをあまり好きになれない人はきっと、苦労話とかがんばってる、努力してるアピールとか要らない、という感じなのかもしれないけど、自分はそこに物語を感じて、だからこそグループ内の結びつきを高めて、team℃-uteとともに歩んでいる、その姿勢に心打たれるから大好きです。

ただ、一つだけ℃-uteに届くものなら届いてほしい、いちファンとしての思いがあります。
武道館に辿り着き、今回は横浜アリーナを実現させた。そして、なっきぃの口から「次はさいたまスーパーアリーナ」という言葉も出て、それは盛り上がるし、team℃-uteとしては何とか実現できるようにファンとしても応援したいと思う。
だけど、その拡大志向の先はつまるところドームまで。
一番の懸念材料は、解散とかじゃなくて、この拡大志向なんですね。拡大志向だといつか終わりが来る。実際ちっさーがブログで表明したように、次どうしよう?ってなるんですよ。
だから、拡大は拡大を志向するのはいいけど、極端な話、大変だとは思うけどナルチカのような小規模なライブの楽しみを、ま、通常のホールツアーでいいんだけど、それも引き続き楽しんで取り組んでほしいなと思います。
大箱はあくまでも、その時点での立ち位置を確認するためのマイルストーン、メンバーの夢の実現という認識で、℃-uteの現場はあくまでもホールでありライブハウスである、というところはブレないほうが長く続くような気がしています。
というか、大箱もホールやライブハウスツアーもどちらも楽しんで笑顔で歌って踊っているメンバーを見ていたい。アリーナやドームで単独公演したいのは、アーティストならそう思うと思うので、もちろん応援するし、小さな箱でも足を運びたい。

不思議なくらい℃-uteのライブは肌に合う。
そしてその空気感を作り出している要はやはりリーダーである矢島舞美その人だと思う。舞美ちゃんあっての各メンバーの個性が発揮されるんだろうと思います。

友人に聞いた舞美ちゃんの心遣いのエピソード、さすがだなと思った。

これからも生涯team℃-uteでありたいと思うから、℃-uteもずーっと続けてほしいですね。

最後に、℃-ute10周年本当におめでとうございます。11年目も突っ走ってほしいです。
そして、できれば15周年、20周年とお祝いできれば本当に嬉しいです!

0 件のコメント:

コメントを投稿